私達は約10年間で、数百件の 問題・課題にチャレンジし、成功も失敗も沢山経験しました。結果として、新しい時代の「選ばれる賃貸住宅」を考案するとき、そして、私たちの今までの「成功事例」を分析すると 優れた賃貸住宅には成功する為の6要素がある事に気付きました。
このコーナーでは、この6要素を、1本のコンセプトで貫く事により、高稼働率・高収益を達成した事例をコンセプト別にカテゴライズし、ご紹介しています。
モノ不足の時代には常識で有った、新築だからというプレミアム感は、モノ余りの現代では感じられなくなりました。新築なのに、1年以上も満室にならない事が起こりうる時代です。
何が問題なのでしょうか。私達は、新築だからと安易に建築せずに現地固有の理解と将来を見据えた入居ターゲット想定を核とした計画立案にしっかり時間を掛ける事が、一番の対策と考え、お勧めしています。樹に例えると、根と幹がしっかりしていれば、良い枝葉が育つイメージです。
そして、成功体験を通して感じるのは奇をてらうのではなく、だれが住むのか、どう住むのかを真剣に考え、ニーズに適応すれば良い入居者様に選んで頂けるという事です。計画にはやさしさとおもいやりも忘れずに。
オートバイは車と違い車体が小型なので、デッドスペースをガレージに活用でき、内装や空調も不要な為、長期空室店舗の対策にも有効です。同面積なら確実に車の駐車場より高収益になりますが、実はそれほど簡単ではありません。なぜなら、自動二輪車は4輪車と違い、簡単に転倒する事と、人気車両は盗難率が高い為、対策設備にコストが掛かる事などです。
弊社には、自動二輪車が趣味のスタッフが居る事もあり、ライダー目線で細部まで配慮したバイクガレージ計画を考案できます。 結果的にコストが掛からずに好成績なバイクガレージが誕生します。住居同様バイクガレージにおいても現地の特性をうまく活かし、使い手の事を真剣に考え、ニーズに適応すれば、良い入居者様に選んで頂けます。又、2輪車に限らず、電気で走る3輪バイクや、超小型の4輪車が、賃貸住宅の駐車場に駐車する事が近い将来予測されますので、新たな小型車のニーズも見逃せません。
経済の高度成長期までの世の中は、新品・舶来品・高級が良い物で高価、反して中古品・エイジング(シワ・汚れ)・素朴さは、価値が低い物で安価であるとの単純な常識が有りました。しかし、時代は変わりました。賃貸住宅が過剰に供給され、部屋余りの現代においては、過去の常識が逆転現象をおこしています。常識の逆転現象は、古いビルにとっての、チャンスでもあり、リノベーション手法により、短所を大きな長所に変化させる為の重要な要素です。当然ですが、ただ古いだけでは物件の価値は上がりません。良く練った「企画・コンセプト」と「リノベーション工事」が、物件を活かし、収益性を上げる軸となります。
弊社では、物件の付加価値造りに際し、学生さんをはじめとする若きアマチュアアーティスト達との コラボレーションを活用しています。創業当初、管理物件の外壁に 缶スプレーで落書きされた事件がありました。
その復旧がきっかけとなり、この学生さんとのコラボレーションが誕生しました。
以来、古いビルを「選ばれる賃貸住宅」へ再生する リノベーション企画に効果的な事を幾たびも経験し、現在では関係者みんなが幸せになれるコラボレーションである事に自信を持ち、毎回幸せを感じています。
1.オーナーは最少のコストで、世界で一つのアートを物件に組み込む事が出来る
2.アマチュアアーティストは、特大のキャンバスに自身の表現ができる
3.道行く人は、日々アートと触れ合う事ができる
4.管理者は、人気物件に生まれ変わり 入居募集の悩みから解放される。
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